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機器納入仕様書

施主に工事で使用する主だった機器を、メーカー名、機器の概要、電気的な仕様を図面にして提出します。照明器具、分電盤、弱電機器、自火報設備などです。提出して10日後に施主より何も指摘事項がなければそのままその機器を使い設置していきます。

昔はこんな言い方はしていなかった記憶があります。また10日後に何も言わなくても・・・。などというあいまいな取り扱い方はしていませんでした。
「承諾図(ショウダクズ)」と言っていました。その機器を施主が承諾すると、その機器を使い設置していました。

その前は、「承認図(ショウニンズ)」と言っていました。これが実際の現場ではしっくりいく使い方だと思います。業者が施主にこの機器を使って良いのか、お伺いを立てて、それが問題なければ施主が承認するというものでした。それでいいよと承認していたのです。きちんと「承認図」には、施主の印鑑が捺されて返却されていました。

いつ頃かは、はっきりと言いませんが、この承認、承諾と言う行為は、商取引にあたると税務署が言ってきました。商取引をするということは、承認図を施主とやり取りした場合、その図面には印紙を貼らなければいけなくなります。印紙と聞いて200円の印紙を貼れば・・と思っていはいけません。受注金額1億円の場合、・・・・そんな半端な金額ではありません。何十万円だと思います。それを貼らなければならなくなるのです。この承認図は、1度ですみません。何回かやり取りしますので、そのたびに収入印紙を貼るのはあまりにもばかばかしいと感じます。

そのため冒頭の「機器納入仕様書」という形にし、提出したらそれっきりという形にしました。10日間何も言われなければ、承認したものとして扱うということです。この辺、あいまいな運用になっていると思います。

こんなこともあり、「承認図」「承諾図」というのは、実際の現場では言っていますが、書類上はどこにもその言葉は出てきません。注意してください。

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